2022-09-30 12:30:00

高血圧

こんにちは。

フィヤージュジャズダンス&ヨガスクール インストラクターのANRIです🍎

今日は「高血圧」のお話です。

 

「高血圧」は、国内に約4000万人以上と言われる国民病です。

高血圧が良くないということは分かっていても、早期の場合は症状が軽いため

高血圧と診断されても医療機関未受診の方が半数だと言われています。

 

放っておくと「動脈硬化」によって、脳卒中や心筋梗塞、慢性腎臓病(CKD)、糖尿病性腎症など

さまざまな病気の原因となる危険があるので、

今日は「血管」のお話も含めてお伝えしようと思います。

 

「血圧」とは、血液が動脈を流れるときに血管内にかかる圧力のことを指します。

心臓が収縮して血液を全身へ送り出すときの血圧を「収縮期血圧」、

全身に送り出した血液が心臓へと戻り、心臓が拡張したときの血圧を「拡張期血圧」といいます。

 

皆さんが健康診断の際、血圧測定をして

〇/〇mmHgなどの値が記載されているかと思いますが

いわゆる”上の血圧”が「収縮期血圧」、”下の血圧”が「拡張期血圧」です。

そして、収縮期血圧が140mmHg以上または、拡張期血圧が90mmHg以上の時に「高血圧」と診断されます。

 

私達の体内では毎日大量の血液が心臓から送り出されていて、

血管を通って体の隅々まで運ばれています。

血液には「細胞活動」に必要な、酸素や栄養素を届ける役割があるのですが、

その通り道である「動脈」に汚れがくっついて流れが悪くなったり、

血管の弾力性が失われたり、血管が脆くなってしまうと、大きな力を加えないと血液がなかなか送り出せなくなります。

これが「高血圧」の状態です。

 

特に女性は40代以降になると、女性ホルモンの一つの「エストロゲン」の分泌が減少することで

血管を拡張する働きが弱くなり、更年期以降に「高血圧」を発症する方が多く注意が必要です。

 

これらのことから「高血圧」を予防するためには

”血液そのものをサラサラ”にすることはもちろん、

”血管自体を元気にする”ことが大切だと分かります。

 

「高血圧」の予防法は

・減塩(適度な塩分量‥10g/日以下):塩分は水分を引き寄せる働きがあり

 血液中の塩分が多くなると血液の水分量も増加し、「高血圧」になりやすい。

 日本食は健康に良いと言われていますが、お漬物やお味噌など、唯一、塩分が多いことが欠点💦

 薄味日本食を心がけましょう。

 

・質の良い睡眠:「睡眠時無呼吸症候群」など、質の悪い睡眠は「交感神経」が働き続け、

 血圧が上がりっぱなしの状態。「副交感神経」が優位となるリラックスした睡眠が重要です。

 

・禁煙:喫煙は急激に血管を収縮してしまいます。タバコは百害あって一利なし💀

 

・適度な運動:運動により一時的に血圧は上昇しますが、運動後は低下します。

 継続することで脂質や糖質も分解し血液をサラサラに✨

 また、「インスリン」の働きを改善する効果もあり「高血圧」のみでなく、全ての「生活習慣病」に効果的。

 さらに運動中は血圧を正常に保とうと働くホルモンも分泌されることが分かっています。

 

ゆっくりストレッチを行いながら、身体に負担が少ないわりに十分な運動量も確保できることから

「ヨガ」は「高血圧」の予防と改善にとても効果的だと言われています☺

 

皆さんもヨガで血管年齢を若く保ち、全身の健康と美しさを保ちましょう♪

 

 

ANRI