腸活
こんにちは。
フィヤージュジャズダンス&ヨガスクール インストラクターのANRIです🍎
今日は先日に引き続き胃腸系のコラムで「腸」のお話です。
今まで、冷たいものや傷んだものを食べたりして
お腹をくだした経験がある方はいらっしゃると思います。
私もよくあるのですが、
これは腸の判断機能によるもので
腸は
脳からの指示がなくても「自分で判断できる唯一の臓器」であり
例えば脳死の状態に陥ったとしても、腸は活動を続けます。
この機能は他の臓器と比べて大変珍しく
そのことから「腸は第二の脳」だと言われています。
また、このコラム内でも良く登場する
「Happyホルモン」の「セロトニン」ですが
脳には1割で、9割は腸に存在するそうです。
そのため
「セロトニン」を分泌させるためには
「腸」にアプローチした方がより効果的というわけです。
では、「第二の脳」である「腸」の働きを良くし、
腸内の「セロトニン」分泌を促すためには何が必要なのでしょうか?
腸内のセロトニン分泌には
アミノ酸の一種である「トリプトファン」と「ビタミンB6」が必要で
「トリプトファン」は主に赤みのお魚🐟、ヨーグルト・納豆などの発酵食品
「ビタミンB6」はレバー、鶏肉、豚肉に豊富に含まれるとのこと。
また
ずーっと同じことの繰り返しだと脳が飽きてくるのと同じように
偏った食事でいつも同じ食べ物ばかりでは
腸も飽きてしまい働きが悪くなってしまうそう。
腸が冷えた状態でもセロトニンの分泌が低下するため
上記のような栄養素を加えた
バランスのとれた食事と腸を温めることが大変重要だそうです。
温かい飲み物や、腹巻等でお腹を冷やさないことはもちろん
ヨガの「腹式呼吸」や
お腹の部分を捻じったり伸ばしたりすることで「腸内の温度」を上げることもできます。
ヨガのポーズは腸の働きを良くするだけでなく「脂肪燃焼」効果もあるため
一石二鳥ですよね☺
夏の間、冷たいものを摂りすぎて腸の働きがダウンしてしまっている方も
「腸活」のために、日常にヨガを取り入れられてみては?(*^^*)
ANRI
#アルダマツェンドラアーサナ #坐位の捻じりのポーズ
内臓マッサージで腸活にも、ウエストシェイプにも効果的なポーズです✨
胃腸の話
こんにちは。
フィヤージュジャズダンス&ヨガスクール インストラクターのANRIです🍎
今日は胃腸のお話です。
近頃一気に秋めいてきて
朝晩は涼しくなりましたね🍁
しかしながら日中はまだ30℃に上がることもあったりで
体が季節に追いつかない💦なんとなく調子がすぐれない😢という方もいらっしゃるかもしれません。
「食欲の秋」といいますが
食欲が旺盛になりすぎて食べ過ぎている方や、夏バテの食欲不振が続いていて
胃腸の調子がイマイチ。。など
季節の変わり目は胃腸の不調を訴える方が多い時期です。
ではなぜ、気温の変化が胃腸に影響を及ぼすのでしょうか?
・気温上昇 ⇒ 血管を広げて汗や熱をのがす
・気温低下 ⇒ 血管を縮めて熱を保つ
これらの生理的な働きは「自律神経」で調整しているのですが
あまりにも極端な温度差があると、
自律神経も大忙しすぎてオーバーワークしてしまうことが原因のようです。
「自律神経」に乱れが生じることで
・交感神経が優位になり過ぎる ⇒ 消化液の減少 ⇒ 胃もたれ
・副交感神経が優位になりすぎる ⇒ 胃酸過多 ⇒ 胃痛、胃潰瘍
このような現象が起きてしまうというわけです。
近年では長期に渡って胃もたれや胃痛などの症状があるのに
内視鏡検査では「潰瘍」や「がん」などの病変を伴わない
「機能性ディスペプシア」と診断されることもあり
日本人の4人に1人はこの症状を持っているという報告もあるそうです。
原因は不明ですが
自律神経の乱れからの機能障害の一つとも言われています。
また、日照時間が短くなることで
「セロトニン」の分泌量が減少しがちな季節となります。
そのため、体は日光に当たること以外でセロトニンを増やそうとして
糖質や乳製品、肉類を欲するとも言われています。
眠たくなるのもセロトニンを増やそうとする体の反応だそうです。
季節柄どうしても胃腸に負担がかかってしまいがちな秋ですが
「自律神経」の調整も「セロトニン」の分泌も
ヨガには大の得意分野✨
せっかく、実りの秋ともいわれ
旬の美味しいものが豊富な時期ですから
ヨガで自律神経もセロトニンも解決して
この季節の醍醐味を楽しみましょう☺
ANRI
#キャットツイスト
自律神経も胃腸の調子も整えてくれるポーズです✨
サルコペニア
こんにちは。
フィヤージュジャズダンス&ヨガスクール インストラクターのANRIです🍎
今日はサルコペニアのお話です。
早速ですが、「サルコペニア」って聞いたことありますか?
ギリシャ語で
筋肉を意味する「サルコ」と喪失を意味する「ぺニア」を組み合わせたもので、
加齢による筋量及び筋機能の低下を意味する言葉です。
病気や事故が原因ではない、老化現象のひとつで
程度の差はあるものの誰にでも起こりうる現象です。
2025年問題等、超がつくほど高齢化社会が目前にある現代社会では
この「サルコペニア」の予防が
健康寿命を長くするためにとても大切だと考えられています。
一般的に、筋肉量は30代後半~40代にかけて徐々に低下しはじめ
40代後半以降は急激に減少するといわれていて
特に、一番減りやすい筋肉としては
「大腿四頭筋」と「腹直筋」が上げられます。
私達の体を支え、元気に自分の足で歩くために不可欠な筋肉で
その部位の筋肉を鍛えて減少させないようにすることが
「サルコペニア」の予防にとても重要です。
若いうちから運動習慣を身につけて
30~40代になる前に
筋肉の減少を予防することが理想的ですが
筋トレによる筋肉量の増加や、筋肉の機能の向上は
何歳になっても認められることが科学的に証明されています!!
何歳でも適切なアプローチで筋力アップすることは可能なんです💪✨
当スクールでは
70~80歳代の大人女性達も安全に通っていただける「スローヨガ」クラスがございます☺
ヨガって膝を深く曲げたりと
難しい印象があるかもしれませんが
椅子を使った「チェアヨガ」など
安全で快適に、そして筋肉量を付けるためのエクササイズが盛りだくさん✨
また、定期的にスクールに通うことで
お友達等との話題も尽きず
”人生の中で今が一番元気♪”と言われる方もいらっしゃいます✨
また、
筋肉の中の筋繊維は糖代謝が活発なので
筋肉量の減少は「糖尿病」発症のリスクの一つでもあったり
「サルコペニア」は「肥満」と同時に進行するとも言われていて
早い段階での筋肉トレーニングがいかに大切かが分かります。
レッスンの後のランチやお茶会のついでと思って♪
是非ヨガで筋力upして、元気な体づくりをはじめませんか?
ANRI
#ナバーサナ #舟のポーズ
「サルコペニア」予防のために重要な「大腿四頭筋」と「腹直筋」どちらも鍛えることができるポーズです✨
骨とカルシウムのお話
こんにちは。
フィヤージュジャズダンス&ヨガスクール インストラクターのANRIです🍎
今日は骨🦴のお話です。
骨の主成分はCa(カルシウム)で、体内のCaの99%は骨の中にあり
骨はCaの貯蔵庫の役割を果たしています。
残りの1%は他の臓器や血液中にあるのですが
それらが不足すると
骨から溶けて😨💦補っています。
成人女性のCaの一日当たりの推奨摂取量は
約600mg~700mgとされていますが
日本人女性の平均摂取量は約500㎎と言われていて
不足しがちな方が多いようです。
無理なダイエット等により栄養不足となり
体内のCaが不足してしまうと
それらを毎回、骨から補充してしまうため
骨がスカスカな状態になる「骨粗鬆症」の原因になってしまいます。
また
「骨」も実は「新陳代謝」をしていて、
古くなり劣化した骨は「骨の新陳代謝」によって溶かされ
骨芽細胞によって新しい骨が形成されます。
エストロゲンの分泌が低下すると
「骨の新陳代謝」がうまく働かなくなることから
閉経後の女性に「骨粗鬆症」が特に多くなることは
このことが原因の一つです。
そんな話を聞くとCaとらなゃ!と思いますよね😨💦💦
Caは非常に吸収しにくい成分で、
食品で取り入れること以外にも
吸収を促進する「ビタミンD」の働きが大変重要だそう。
「ビタミンD」は
・小腸からのCa吸収を高める
・腎臓で尿として排出されたCaを再吸収する
・骨の新陳代謝の調整
などの働きがあり、
その「ビタミンD」の生成には
”日光に当たる”
⇓
”皮下脂肪のコレステロールに紫外線が当たる”
⇓
”体内でビタミンDが作られる”
お肌の大敵であったりと悪いイメージのある紫外線ですが
上記のようなメカニズムを見ていただくと
必要なビタミンDが生成されるために
朝日を浴びる程度は必要なことのようです。
骨に悪い食べ物として
「リン」の過剰摂取が
尿からのCaの排出を促進してしまうそうです。
ファストフードやインスタント食品、スナック菓子に多く含まれていますので
それらをなるべく取らない工夫も必要です。
程度な運動による負荷も
新しい骨をつくる「骨芽細胞」の働きを活性化させてくれます✨
そのかいあってか
私の健康診断での「骨密度チェック」では
二十歳前後の骨密度と先生からお褒めの言葉をいただいています☺
食事でしっかりCaを摂取したら
適度な日光
リンを摂り過ぎないこと
そして
ダンスで骨に必要な負荷をかけて
楽しく元気に動ける健康な骨🦴をつくりましょう✨
ANRI
#ウッティタハスタパータングシュタアーサナ #一本足のポーズ
頭痛のお話
こんにちは。
フィヤージュジャズダンス&ヨガスクール インストラクターのANRIです🍎
前回の投稿からだいぶ間があいてしまいました🥲💦
今回は頭痛に関係するお話です。
「頭痛」とひとまとめに言っても、
実は
・何か病気が潜んでいるもの
・何も病気は伴わないもの:「機能性頭痛」
上記の二つに二分されます。
今日は、病気等は伴わない「機能性頭痛」についてのお話です。
「機能性頭痛」にも「偏頭痛」と「緊張性頭痛」の二種類があって
「偏頭痛」は
頭蓋内外の血管の収縮と拡張が関与しています。
症状としては こめかみがどくどく脈打つ感じでしょうか。。
私も、雨が降る前や、今の台風🌀の時期などは
よく偏頭痛があるのですが、
雨の日は☔
「気圧の低下」と「湿度による水分バランスの崩れ」が起きやすいことが原因の一つのようです。
そのことにより
”血管が広がる”
⇓
”脳の神経を刺激”
⇓
「頭痛が起きる」
⇓
”刺激を受けた神経は血管拡張の物質を放出”
⇓
”血管のまわりに炎症”
⇓
これでますます痛みがUPするそうです😢
また、
雨の日ってなんだか気持ちが沈んだり
落ち込んだりする方も多いのではないでしょうか。
それは、
耳の奥にある「内耳」という器官が
気圧の低下をキャッチして
副交感神経優位に働きかけることが原因だそう。
副交感神経が優位になることは
気分が落ち着いたりリラックスしたりと
とても大切なことなのですが
それが過剰になってしまうと
そういった気持ちの面でも影響があるようです。
次に
「緊張性頭痛」は
後頭部を中心に頭全体をしめるけるような
鈍い痛みが特徴的で
身体的ストレス・精神的ストレスが原因で
主にストレスと深い関りがあるようです。
長時間のデスクワーク、姿勢不良等による
”血行不良”や”頸椎の圧迫”
⇓
”頭痛”
といったメカニズムのため、
緊張性の頭痛では
姿勢を良くしたり、首回りをストレッチして
負担を軽減することが大切です。
自律神経や首回りの緊張など
色んなことが関与している「頭痛」ですが
ヨガのアーサナの中でも
「シャシャンカアーサナ/うさぎのポーズ」といって
頭痛や肩凝りに効果的なポーズもあります。
とても心地の良いポーズなのですが
頸椎に負担がかかる可能性もあるので
ぜひ自己流ではなく
知識のあるインストラクターの指導のもと
行っていただくことをオススメします(*^^*)
今週末も台風🌀で
不安定な天気の予報ですが
ご自身の頭痛の原因を探って
少しでも今の症状が軽減しますように🌸
ANRI
#シャシャンカアーサナ #うさぎのポーズ