2022-09-22 14:30:00

腸活

こんにちは。

フィヤージュジャズダンス&ヨガスクール インストラクターのANRIです🍎

今日は先日に引き続き胃腸系のコラムで「腸」のお話です。

 

今まで、冷たいものや傷んだものを食べたりして

お腹をくだした経験がある方はいらっしゃると思います。

 

私もよくあるのですが、

これは腸の判断機能によるもので

腸は

脳からの指示がなくても「自分で判断できる唯一の臓器」であり

例えば脳死の状態に陥ったとしても、腸は活動を続けます。

 

この機能は他の臓器と比べて大変珍しく

そのことから「腸は第二の脳」だと言われています。

 

また、このコラム内でも良く登場する

「Happyホルモン」の「セロトニン」ですが

脳には1割で、9割は腸に存在するそうです。

 

そのため

「セロトニン」を分泌させるためには

「腸」にアプローチした方がより効果的というわけです。

 

では、「第二の脳」である「腸」の働きを良くし、

腸内の「セロトニン」分泌を促すためには何が必要なのでしょうか?

 

腸内のセロトニン分泌には

アミノ酸の一種である「トリプトファン」と「ビタミンB6」が必要で

「トリプトファン」は主に赤みのお魚🐟、ヨーグルト・納豆などの発酵食品

「ビタミンB6」はレバー、鶏肉、豚肉に豊富に含まれるとのこと。

 

 

また

ずーっと同じことの繰り返しだと脳が飽きてくるのと同じように

偏った食事でいつも同じ食べ物ばかりでは

腸も飽きてしまい働きが悪くなってしまうそう。

 

腸が冷えた状態でもセロトニンの分泌が低下するため

上記のような栄養素を加えた

バランスのとれた食事と腸を温めることが大変重要だそうです。

 

温かい飲み物や、腹巻等でお腹を冷やさないことはもちろん

ヨガの「腹式呼吸」や

お腹の部分を捻じったり伸ばしたりすることで「腸内の温度」を上げることもできます。

ヨガのポーズは腸の働きを良くするだけでなく「脂肪燃焼」効果もあるため

一石二鳥ですよね☺

 

夏の間、冷たいものを摂りすぎて腸の働きがダウンしてしまっている方も

「腸活」のために、日常にヨガを取り入れられてみては?(*^^*)

 

ANRI

 

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#アルダマツェンドラアーサナ #坐位の捻じりのポーズ

内臓マッサージで腸活にも、ウエストシェイプにも効果的なポーズです✨

 

 

 

 

 

 

 

 

2022-09-20 18:00:00

胃腸の話

こんにちは。

フィヤージュジャズダンス&ヨガスクール インストラクターのANRIです🍎

今日は胃腸のお話です。

 

近頃一気に秋めいてきて

朝晩は涼しくなりましたね🍁

しかしながら日中はまだ30℃に上がることもあったりで

体が季節に追いつかない💦なんとなく調子がすぐれない😢という方もいらっしゃるかもしれません。

 

「食欲の秋」といいますが

食欲が旺盛になりすぎて食べ過ぎている方や、夏バテの食欲不振が続いていて

胃腸の調子がイマイチ。。など

季節の変わり目は胃腸の不調を訴える方が多い時期です。

 

ではなぜ、気温の変化が胃腸に影響を及ぼすのでしょうか?

・気温上昇 ⇒ 血管を広げて汗や熱をのがす

・気温低下 ⇒ 血管を縮めて熱を保つ

これらの生理的な働きは「自律神経」で調整しているのですが

あまりにも極端な温度差があると、

自律神経も大忙しすぎてオーバーワークしてしまうことが原因のようです。

 

「自律神経」に乱れが生じることで

・交感神経が優位になり過ぎる ⇒ 消化液の減少 ⇒ 胃もたれ

・副交感神経が優位になりすぎる ⇒ 胃酸過多 ⇒ 胃痛、胃潰瘍

このような現象が起きてしまうというわけです。

 

近年では長期に渡って胃もたれや胃痛などの症状があるのに

内視鏡検査では「潰瘍」や「がん」などの病変を伴わない

「機能性ディスペプシア」と診断されることもあり

日本人の4人に1人はこの症状を持っているという報告もあるそうです。

原因は不明ですが

自律神経の乱れからの機能障害の一つとも言われています。

 

また、日照時間が短くなることで

「セロトニン」の分泌量が減少しがちな季節となります。

そのため、体は日光に当たること以外でセロトニンを増やそうとして

糖質や乳製品、肉類を欲するとも言われています。

眠たくなるのもセロトニンを増やそうとする体の反応だそうです。

 

季節柄どうしても胃腸に負担がかかってしまいがちな秋ですが

「自律神経」の調整も「セロトニン」の分泌も

ヨガには大の得意分野✨

せっかく、実りの秋ともいわれ

旬の美味しいものが豊富な時期ですから

ヨガで自律神経もセロトニンも解決して

この季節の醍醐味を楽しみましょう☺

 

ANRI

 

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#キャットツイスト

自律神経も胃腸の調子も整えてくれるポーズです✨

 

 

 

 

2022-09-19 16:30:00

サルコペニア

こんにちは。

フィヤージュジャズダンス&ヨガスクール インストラクターのANRIです🍎

今日はサルコペニアのお話です。

 

早速ですが、「サルコペニア」って聞いたことありますか?

ギリシャ語で

筋肉を意味する「サルコ」と喪失を意味する「ぺニア」を組み合わせたもので、

加齢による筋量及び筋機能の低下を意味する言葉です。

 

病気や事故が原因ではない、老化現象のひとつで

程度の差はあるものの誰にでも起こりうる現象です。

2025年問題等、超がつくほど高齢化社会が目前にある現代社会では

この「サルコペニア」の予防が

健康寿命を長くするためにとても大切だと考えられています。

 

一般的に、筋肉量は30代後半~40代にかけて徐々に低下しはじめ

40代後半以降は急激に減少するといわれていて

特に、一番減りやすい筋肉としては

「大腿四頭筋」と「腹直筋」が上げられます。

 

私達の体を支え、元気に自分の足で歩くために不可欠な筋肉で

その部位の筋肉を鍛えて減少させないようにすることが

「サルコペニア」の予防にとても重要です。

 

若いうちから運動習慣を身につけて

30~40代になる前に

筋肉の減少を予防することが理想的ですが

筋トレによる筋肉量の増加や、筋肉の機能の向上は

何歳になっても認められることが科学的に証明されています!!

何歳でも適切なアプローチで筋力アップすることは可能なんです💪✨

 

当スクールでは

70~80歳代の大人女性達も安全に通っていただける「スローヨガ」クラスがございます☺

ヨガって膝を深く曲げたりと

難しい印象があるかもしれませんが

椅子を使った「チェアヨガ」など

安全で快適に、そして筋肉量を付けるためのエクササイズが盛りだくさん✨

また、定期的にスクールに通うことで

お友達等との話題も尽きず

 

”人生の中で今が一番元気♪”と言われる方もいらっしゃいます✨

 

また、

筋肉の中の筋繊維は糖代謝が活発なので

筋肉量の減少は「糖尿病」発症のリスクの一つでもあったり

「サルコペニア」は「肥満」と同時に進行するとも言われていて

 早い段階での筋肉トレーニングがいかに大切かが分かります。

 

レッスンの後のランチやお茶会のついでと思って♪

 

是非ヨガで筋力upして、元気な体づくりをはじめませんか?

 

ANRI

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#ナバーサナ #舟のポーズ

「サルコペニア」予防のために重要な「大腿四頭筋」と「腹直筋」どちらも鍛えることができるポーズです✨

 

 

 

 

 

2022-09-16 12:40:00

骨とカルシウムのお話

こんにちは。

フィヤージュジャズダンス&ヨガスクール インストラクターのANRIです🍎

今日は骨🦴のお話です。

  

骨の主成分はCa(カルシウム)で、体内のCaの99%は骨の中にあり

骨はCaの貯蔵庫の役割を果たしています。

残りの1%は他の臓器や血液中にあるのですが

それらが不足すると

骨から溶けて😨💦補っています。

 

成人女性のCaの一日当たりの推奨摂取量は

約600mg~700mgとされていますが

日本人女性の平均摂取量は約500㎎と言われていて

不足しがちな方が多いようです。

 

無理なダイエット等により栄養不足となり

体内のCaが不足してしまうと

それらを毎回、骨から補充してしまうため

骨がスカスカな状態になる「骨粗鬆症」の原因になってしまいます。

 

また

「骨」も実は「新陳代謝」をしていて、

古くなり劣化した骨は「骨の新陳代謝」によって溶かされ

骨芽細胞によって新しい骨が形成されます。

エストロゲンの分泌が低下すると

「骨の新陳代謝」がうまく働かなくなることから

閉経後の女性に「骨粗鬆症」が特に多くなることは

このことが原因の一つです。

 

そんな話を聞くとCaとらなゃ!と思いますよね😨💦💦

Caは非常に吸収しにくい成分で、

食品で取り入れること以外にも

吸収を促進する「ビタミンD」の働きが大変重要だそう。

 

「ビタミンD」は

・小腸からのCa吸収を高める

・腎臓で尿として排出されたCaを再吸収する

・骨の新陳代謝の調整

などの働きがあり、

 

その「ビタミンD」の生成には 

”日光に当たる” 

  ⇓

”皮下脂肪のコレステロールに紫外線が当たる”

  ⇓

”体内でビタミンDが作られる”

 

お肌の大敵であったりと悪いイメージのある紫外線ですが

上記のようなメカニズムを見ていただくと

必要なビタミンDが生成されるために

朝日を浴びる程度は必要なことのようです。

 

 骨に悪い食べ物として

「リン」の過剰摂取が

尿からのCaの排出を促進してしまうそうです。

ファストフードやインスタント食品、スナック菓子に多く含まれていますので

それらをなるべく取らない工夫も必要です。

 

程度な運動による負荷も

新しい骨をつくる「骨芽細胞」の働きを活性化させてくれます✨

そのかいあってか

私の健康診断での「骨密度チェック」では

二十歳前後の骨密度と先生からお褒めの言葉をいただいています☺

 

食事でしっかりCaを摂取したら

適度な日光

リンを摂り過ぎないこと

そして

ダンスで骨に必要な負荷をかけて

楽しく元気に動ける健康な骨🦴をつくりましょう✨

 

 

ANRI

 

 

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 #ウッティタハスタパータングシュタアーサナ #一本足のポーズ

 

2022-09-15 14:15:00

頭痛のお話

こんにちは。

フィヤージュジャズダンス&ヨガスクール インストラクターのANRIです🍎

前回の投稿からだいぶ間があいてしまいました🥲💦

今回は頭痛に関係するお話です。

 

 

「頭痛」とひとまとめに言っても、

実は

・何か病気が潜んでいるもの

・何も病気は伴わないもの:「機能性頭痛」

上記の二つに二分されます。

今日は、病気等は伴わない「機能性頭痛」についてのお話です。

 

「機能性頭痛」にも「偏頭痛」と「緊張性頭痛」の二種類があって

「偏頭痛」は

頭蓋内外の血管の収縮と拡張が関与しています。

症状としては こめかみがどくどく脈打つ感じでしょうか。。

 

私も、雨が降る前や、今の台風🌀の時期などは

よく偏頭痛があるのですが、

 

雨の日は☔

「気圧の低下」と「湿度による水分バランスの崩れ」が起きやすいことが原因の一つのようです。

そのことにより

”血管が広がる”

  ⇓

”脳の神経を刺激”

  ⇓

「頭痛が起きる」

  ⇓

”刺激を受けた神経は血管拡張の物質を放出”

  ⇓

”血管のまわりに炎症”

  ⇓

これでますます痛みがUPするそうです😢

 

また、

雨の日ってなんだか気持ちが沈んだり

落ち込んだりする方も多いのではないでしょうか。

それは、

耳の奥にある「内耳」という器官が

気圧の低下をキャッチして

副交感神経優位に働きかけることが原因だそう。

 

副交感神経が優位になることは

気分が落ち着いたりリラックスしたりと

とても大切なことなのですが

それが過剰になってしまうと

そういった気持ちの面でも影響があるようです。

 

次に

「緊張性頭痛」は

後頭部を中心に頭全体をしめるけるような

鈍い痛みが特徴的で

身体的ストレス・精神的ストレスが原因で

主にストレスと深い関りがあるようです。

 

長時間のデスクワーク、姿勢不良等による

”血行不良”や”頸椎の圧迫”

  ⇓

”頭痛”

といったメカニズムのため、

緊張性の頭痛では

姿勢を良くしたり、首回りをストレッチして

負担を軽減することが大切です。

 

自律神経や首回りの緊張など

色んなことが関与している「頭痛」ですが

ヨガのアーサナの中でも

「シャシャンカアーサナ/うさぎのポーズ」といって

頭痛や肩凝りに効果的なポーズもあります。

 

とても心地の良いポーズなのですが

頸椎に負担がかかる可能性もあるので

ぜひ自己流ではなく

知識のあるインストラクターの指導のもと

行っていただくことをオススメします(*^^*)

 

今週末も台風🌀で

不安定な天気の予報ですが

ご自身の頭痛の原因を探って

少しでも今の症状が軽減しますように🌸

 

ANRI

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#シャシャンカアーサナ #うさぎのポーズ